江戸時代の情報紙にUFO

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江戸時代の庶民が愛した情報紙

特に

江戸時代後期から幕末にかけて

①瓦版
事件・ゴシップ・幕府批判など
世の中の情報が載せられた印刷物

②見立番付
相撲番付風デザインのランキング情報紙

③藤岡屋日記
事件・噂を須藤由蔵が詳細に記録した日記

という3つの情報紙が人気だった

豊かになっていく暮らしの中で

庶民は情報に飢えていた

江戸時代の町では

読売(2人1組)と呼ばれる2人が売っていた

瓦版

1人は見張り役

幕府が瓦版の販売を禁止していたため

顔を隠してこっそりと売り歩いていた

①瓦版

瓦版のなかでも

600種類以上の瓦版が報じた出来事が

1855年に起きた

安政の大地震

大地震の時の瓦版に書かれていたものは

お救い小屋=避難所の場所

そこでは握り飯などが出された

その他瓦版には

詳細な被害状況も

施し名前附という瓦版には

寄付をした人の名前や金額が書かれた

被害者への助言をした瓦版には

故郷の親族へ一刻も早く安否を知らせなさいと助言が書かれたものもあった

江戸の庶民に役立つ情報が満載だった

この地震の2年前には

ペリーが来航することを

飛脚達が情報収集をしていた
飛脚

江戸時代の記録によると

知らないものには近づいて触ってみたり

美味しい食べ物をあげたりしていた

瓦版は人から人へと伝わるため

情報がねじ曲がる事も多かった

その瓦版に

うつろ舟というものがよく出てきた

それは

UFO

UFO

公式文書にも

UFOと宇宙人が書かれていた。

②見立番付

江戸前大蒲焼番付・人気饅頭店番付・人気料亭番付

のように

グルメものが大人気

その頃の番付にも載っていた鰻屋前川は

駒形にあり創業は200年以上前で

江戸時代からタレをつぎ足している

他にも

あほうとかしこの番付

アホな行動と賢い行動のランキング情報があり

蛍狩りに行って肥溜めに落ちるアホとか

美人妻を前に立てて商売をする賢い人などなど

おすすめの場所番付

一度は行った方がいいオススメの場所ランキング

京都・大阪・江戸の有名な所を除外してランキング

当時は甲府や熊本などが評価が高かった

仇討ち番付

江戸時代の人々が好きな仇討ちランキング

当時は武士の親とかがやられてしまったら

仇討ちということをする義務があった

その中でも別格に

山崎敵討ちというものがあった

それは

豊臣秀吉が明智光秀を討った土地が

山崎

当時は山崎敵討ちという表現をしていた

今でも裏切りと言えば

明智ですね。

③藤岡屋日記

1人の男が町で古本を並べ

表向きは古書店

彼の名は

須藤由蔵=本由(ほんよし)と呼ばれていた

面白い情報をお金で買取り

情報を欲しい客に買った金額の3倍以上で売った

瓦版屋や地方の役人にも売った

情報屋として有名に

役人向けの記事は

水戸藩士(江戸幕府にとっては危険な思想を持っていた)が巻き込まれた事件があり

江戸では水戸藩士は過激派といった政治的な情報も書かれていて

今のジャーナリズムにつながるところもあった

情報を売買する感覚はその当時あまり無かった。

その後

明治20年頃にも

読売がまだ町中に立っていた

その頃には

顔を隠す必要はなかったが

コスプレで売っていた。

情報紙は庶民に愛されたのち役人も利用するように進化した

瓦版は今でも手に入るらしいですよ。

今と昔は同じですね。

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